ロレックス入門編!圧倒的に進化する時計は歴史が凄い

投稿日:2017年5月23日 更新日:2021年07月22日

熊本の質屋 質乃蔵の児玉です。

普段の仕事でも査定すると気合が入ってしまうロレックスです~(笑)質屋業界に入って10年以上になりますが、抜群の安定感がある魅力的な時計なのがロレックスです。

そんなロレックスについて、知らない人に少しでも魅力を知ってもらおうとロレックス入門編を書きました。ロレックスの歴史を知り、魅力が伝われば嬉しいです。

ロレックスの歴史について

ロレックスは、多くの人に長く愛され続けている高級時計です。実際に購入したことはなくても名前を知っていたり、憧れているという人も多いかもしれません。

その歴史は1905年まで遡りますが、誕生は意外にもイギリスであり、当時から名高い都市として知られていたロンドンを拠点にして、ドイツ人の青年ハンス・ウィルスドルフによって創業しています。

社名はウィルスドルフ&デイビス社。ハンス・ウィルスドルフは若年ながら先見の明のある人物であり、ロンドンで始めたウィルスドルフ&デイビス社を1907年にはスイスへと移転させます。これはロンドンの関税が高かったためと言われ、以後スイスを拠点にしながら一大メーカーとして発展して行くことになります。

ロレックスの知名度が上がった理由とは?

ハンス・ウィルスドルフによってロレックスの歴史が始まった20世紀初頭は、未だ懐中時計が主流とされ、その他の形式を持つものはマイナーに過ぎませんでした。しかし時代が動きつつある中、携帯性に優れた時計は少しずつ主流となり、人々の生活の中に馴染んでいきます。

ハンス・ウィルスドルフの会社がロンドンからスイスへと移転した後、1908年にはRolexとしてブランド化。

1910年になるとRolexはクロノメーターとしての認定を受けることになります。クロノメーターは検定や精度検査をクリアした上で受けられる認定で、高精度を持つことへの証明でもあります。

腕時計のクロノメーター認定は初であり、これによりロレックスはさらにブランドとしての知名度を上げました。

その正確性や高精度を誇る商品として完成されるまでには、防水性を誇るオイスターケースに加え、パーペチュアル機構やデイトジャスト機構といった現代にも充分に通じるシステムの開発が大きな力となっています。これらの開発や発明は、後に続く華やかな歴史を形作るための第一歩として重要なものと言えるでしょう。

ロレックスの時計の進化が凄い!

快進撃は続き、1914年にはキュー天文台においてA級証明書を獲得。通常であれば航海用マリンクロノメーターに与えられるはずの証明書の獲得は、世界をあっと驚かせました。

1919年にはジュネーブへと移転。創業の土地であるイギリスを離れ、さらにラ・ショー・ド・フォンからも移転を行ったロレックスは、以降ジュネーブを拠点とします。

ウォッチメーカーとしての存在を確立したラ・ショー・ド・フォンから、次は世界的なメーカーとしてジュネーブへと、拠点を移動するたびに成長を続ける存在として、以降も常に新しい発明や斬新なデザインを発表していきます。

1929年にはアール・デコの影響を受けたプリンスを発表。1945年になるとデイトジャストおよびデイトが発売されます。ダイバーウォッチの憧れとして現代でも人気のサブマリーナーは1953年の発表であり、機能性と美を両立させたスタイルは人々の注目を集めました。その後もヨットマスターやスカイドゥエラーなど、世界的な知名度を持つ腕時計を多数発表しています。

ロレックスのモデルも増え絶大的な魅力へ

時代に従ってモデルの種類も増え、盤面の大きさもメンズ、ボーイズ、レディスと基本的に三種類に分けられるようになりました。

購入を検討する場合には、さらにここからスポーツモデルやスタンダードモデルから選択していくことになります。スポーツモデルはその名の通りダイビングやヨットといった各種スポーツでの使用を前提とし、防水性にも優れます。資産としての価値も高いブランドとして、精悍でありながら装飾性の高いモデルも存在しているのが特徴となっています。

一方で対照的なのがドレスモデルでしょう。煌びやかな金や宝石などをデザインに取り入れることにより、パーティをはじめとした華やかな場所にぴったりの、ラグジュアリーな雰囲気の漂うモデルです。スタンダードモデルはスポーツモデルやドレスモデルとは少々異なり、シンプルな美しさに溢れます。

控えめながら美しい盤面はどんなシーンにも合わせやすく、それでいて存在感を醸し出してくれます。どのモデルも価値の高いものですが、中でもスポーツモデルは人気もあり、時が経っても価値があまり落ちません。デイトまたはノンデイトで、日付表示についても選ぶこともできます。

ロレックスの精巧な作りが唯一の存在感ある魅力へ

ロレックスのモデルも増え絶大的な魅力へ

ロレックスの魅力は、その歴史の長さだけではなく、どの時代においても充分に通じる精巧な作りと機能美にあります。また価格的に高価であり、財産ともなる存在として所持していること自体がステイタスでもあります。

中古であってもなかなか価値が下がらず、腕につけているだけでこれほど存在感のある時計は他に類を見ません。

ロンドンに始まり、ラ・ショー・ド・フォンからジュネーブと、常に新しい発明を行い、デザインを洗練し続け、ブランドの価値を高めてきたロレックスにしか作り上げることのできなかった価値と言えるでしょう。創立から百年以上を過ぎた現在、ますます価値と輝きを増すメーカーであり、魅力される人の絶えないブランドとなっています。

まとめ

いかがだったでしょうか?ロレックスの魅力が少しでもお伝えできたら嬉しいです。