買取メモ
【買取価格】カルティエのK18金 時計 タンク W50002!中古ABランク
質乃蔵の児玉です。
熊本県荒尾市のお客様よりカルティエのK18金 時計 タンク W50002 付属品無し本体のみ 中古ABランクの商品を41万円で買取させて頂きました。
トランプ氏が大統領に就任してから、日本に対しての円安批判等から、円高傾向になってきています。120円で安心していたのが、今は112円と円高になり怪しくなってきました。中古ブランド品相場は、下がり傾向になりますが、相場不安から金相場は上がっています。
トランプ氏が大統領なので、今年は凄く相場が変動する年になりそうです。
さて、今回はカルティエのK18金 時計 タンク W50002を査定したので、ちょっと豆知識を書きました。興味ある方は、ご参考ください。
カルティエのタンクというと時計の歴史と魅力について
携帯電話が普及した今の時代に、好んで腕時計を身に着ける人とは、いったいどれだけいるでしょうか?腕時計一つとってもストーリーが存在していると考えたら、あまり腕時計に興味のなかった人でも興味を持つようになるかもしれません。
そういったような、あまり時計に詳しくない人でも一度はテレビや雑誌などで見たことがあるくらい有名なスクエア型の時計に、カルティエのタンクというものがあります。
この時計、実に100年の歴史があるカルティアタンクですが、現在でもカルティエの象徴とも言われています。くせのないスッキリとしたデザインは、老若男女問わず人気があり、今でも世界中で愛されています。
しかしそのブランド名を聞けばどちらかといえばジュエリーを発表している老舗ブランドという印象を持ちます。
カルティエの腕時計タンクが誕生した歴史とは?
そもそもカルティエは、最初は宝石商のジュエリー工房として、1847年にフランスのパリで誕生しました。ジュエリー工房ではあらゆる美しい宝石がジュエリーとして並べられていました。その中で腕時計を最初に製作したのは、ブランドの誕生から時を経た約40年後の1888年です。
当時作られたのは女性用の宝飾腕時計で、続けて1906年に樽型トノー、1912年にはフランス語でカメを表すトーチュという名前の腕時計を発表しました。そしてまた時を経て、カルティエというブランド誕生から、およそ70年経った1919年にカルティエタンクが発表されました。
そこから長きにわたってブランドの顔として君臨してきたタンクは、1917年から製作が始まったとされています。1917年といえば第一次世界大戦の真っただ中です。またこの特徴的な名称は、まさにこの時活躍していた戦車をきっかけに製作されたという話は、ファンなら当たり前のように有名な話です。
兵器である戦車からインスピレーションを受けたというと、何かとゴツゴツしてそうな雰囲気ですが、出来上がったものは美しいスッキリとした直線的で四角いデザインでした。この戦争で初めて使用されたルノー製の戦車は、戦争の終結に貢献したとも言われています。
カルティエのタンクは戦車からインスピレーションを受けた
このルノー製の戦車を参考にケースをデザインしたため、戦車を意味する「タンク」という名前が付けられたいうことです。逸話はまだあり、この腕時計は第一次世界大戦に参加したアメリカ軍のジョン・パーシング将軍に贈られたことでも広く人々に知られています。
1919年に初めて発表されたデザインはタンクノーマルと名付けられたのはじめ、次々に後継デザインが発表されていきます。当時でも四角い腕時計は斬新でインパクトが強かったため、一気に人々の目を引きました。
1921年には後に引き継がれることになるデザインでもある、腕に沿うようにカーブを描くモデルが、1922年には中国の寺院の正門からインスピレーションを得て作られたモデルなど、次々と作られていきました。正方形を強調するように作られた力強いケースに特徴があります。
1928年には、2つの小窓内に時刻を表示する誰も見たことのない最も新しいデザインが話題を呼びました。この通りカルティエの腕時計といえば、四角い直線的なデザインを残し変化するだけではありません。このようにその時その時に新しく画期的な機能を搭載するモデルを発表するようになりました。
カルティエの時計 タンク W50002というモデルについて
腕時計の製作を始めてから130年ほど経った現代、多くの著名人がこのモデルを愛用しています。アンティークとして今でも好まれているW50002というモデルがあります。決して安くはありませんが、夢のように手の届かない高額な品というわけでもありません。
そのため日本でも所有している人は多くいます。
新品の商品だけが美しく機能的でしょうか、パソコンなどの電子機器はそうでしょうが、答えはノーです。中古だということではなく、アンティークとして考えたときに高額な商品というものは少なからずその持ち主のステータスを表しています。
有名な腕時計ブランドといえば様々な大手ブランドがありますが、斬新で機能的なデザインとしては群を抜いています。もともとがジュエリー工房だったので、そのためまるで美術品、工芸品のように美しく洗練された美しい腕時計なのです。
他ブランドもそれを認めているので、時計の王道ではなく芸術品に近いセンスで作られる商品に賛辞をおくっているという話です。それぞれのデザインのシリーズには独自のストーリーがあり、それらは持つ人のセンスの良さも問われます。オシャレ上級者だとさりげなく身に着けていても邪魔にはならず、ファッションを引き立たせる重要なアイテムだと言えます。それこそ、長年人々に愛される要素なのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?少しでも、カルティエの時計タンクについて魅力をお伝えできたら嬉しいです。
また、次回も宜しくお願いいたします。
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