熊本の質屋 質乃蔵の児玉です。
ルーペで注意して見ると 案外判りやすいです。それは,色とりどりの斑の現われかたがモザイク状であることです。
そのモザイク状の一点を顕微鏡で拡大するとトカゲの皮の表面のような細かい区切りがみえてきます。特にブラックは合成特有の[リザードスキン]が見やすいとおもいます。
サイドから見ると縦て斑であることは経験上特に感じたことです。これは ギルソン社の合成法が「SiO2」の粒子を沈殿させプレスすることによって作られるために、このようになっていると聞いておりました。
(私の宝石の師匠 林 潤二 レポートより)