結婚指輪ってダイヤモンドなしでも大丈夫?ダイヤありが定番?詳しく解説

投稿日:2023年2月6日 更新日:2023年02月07日

結婚指輪ってダイヤモンド

熊本の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。

結婚指輪は一生モノ。

ダイヤモンドが入った結婚指輪はすてきですが、「普段使いは難しそう」「定番すぎるのでは」など迷う方もいるでしょう。

ダイヤモンドなしのメリット・デメリットやおすすめのデザインなどを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

結婚指輪ってダイヤモンドなしでも大丈夫?ダイヤなし4つのメリット

シンプルな指輪

結論から言うと、ダイヤモンドなしの結婚指輪を選ぶ方は少なくありません。

ダイヤモンドの華やかな輝きは魅力的ですが、“ダイヤモンドなし”ならではのメリットもたくさんあるんですよ。

その中でも4つのメリットについて、ご紹介しましょう。

 

①価格が安い

ダイヤモンドなしの指輪は、比較的価格がリーズナブルです。

ダイヤありの指輪は0.3ct程度でも30万円前後します。しかし、ダイヤ無しの場合は、プラチナ素材(PT850)でも5万円~10万円以内の価格。

ダイヤ無しの場合だと費用を1/5程度おさせることも可能です。

結婚式やその後の結婚生活など、今後お金がかかる場面はたくさん出てくるもの。

ダイヤモンドなしの指輪を選ぶことで、必要な場面にお金をまわせるでしょう。

 

②どんな場所でもつけられる

仕事からプライベートまで、結婚指輪はいつでも左手の薬指にあります。

しかし時には、葬儀や法事などきらめきが不適切な場面もあるでしょう。

ダイヤモンドなしの結婚指輪なら、いつでも、どんな場所でも、気兼ねなく身に付けていられます。TPOを選ばず使えるのは、シンプルならではのメリットですね。

 

③重ねづけできる

きらきらした指輪は、それだけで存在感抜群。

たまに雰囲気を変えたくても、宝石+宝石のダブル使いは派手な印象を与えかねません……。

ダイヤモンドなしの指輪なら、重ね付けで自然なおしゃれが楽しめます。

シンプル+シンプル、あるいはシンプル+宝石の組み合わせも良いですね!

 

④サイズ直しができる(ノンブランドの場合)

指のサイズは、年齢と共に変わることがあります。

ぶかぶかの指輪は外れるリスクがありますし、きつい指輪も苦しそう……。

購入店舗や指輪専門店などでサイズ直しができますが、ダイヤモンドありの指輪はサイズ直しができないケースがほとんど。

ダイヤモンドなしでノンブランドの場合はサイズ直しOKなことが多いので、先々まで安心でしょう。

※プラチナと金とのコンビの場合はサイズ直しができません。たとえば、PT850とK18金の指輪など。

 

結婚指輪ってダイヤモンドなしでも大丈夫?ダイヤなし4つのデメリット

疑問

結婚指輪の定番、ダイヤモンド。

“ダイヤモンドなし”ならではのメリットがある一方、デメリットもいくつか見受けられます。

その中でも4つのデメリットについて、ご紹介しましょう。

 

①シンプルすぎる(寂しい)

ダイヤモンドなしの指輪は、見た目がシンプルになりがちです。
おしゃれをして出かける日は、手元を少し寂しく感じることもあるでしょう。

シンプルなデザインはどのようなファッションとも相性が良いですが、きらきらした輝きが好きな方には物足りないことも……。

 

②選べるデザインが少ない

ダイヤモンドなしの指輪は、ダイヤありに比べてデザインが少なめです。

ダイヤありの場合、ダイヤを一粒だけあしらったタイプや小さいダイヤを並べたタイプ(多石)・(エタニティ)など、バリエーションが豊かです。

一方ダイヤモンドなしだと、シンプルな分、ダイヤありほどバリエーションは期待できないでしょう。

 

③サイズ直しができない場合もある

上記「ダイヤなしのメリット」で、サイズ直しができる旨を紹介しました。しかしそれは、基本的にノンブランドの場合。

ダイヤモンドなしの指輪でも、有名ブランドのものはサイズ直しができないこともあるのでご注意ください。

有名ブランドといえば、ティファニー、カルティエ、ブルガリ、シャネルなどです。

 

④将来的にダイヤ入れた方がよかったと後悔する場合もある

メリットやデメリット、すべてに納得したうえでダイヤなしの指輪を購入しても、将来的に後悔する可能性はゼロではないでしょう。

たとえば友人から「私の結婚指輪はダイヤ入りのオーダーメイドなの」「並んだダイヤがきれいでしょう」といった話を聞いたとき、ダイヤ入りにすれば良かったかな……なんて後悔することも。

しかしそれは、ダイヤモンドありの指輪を選んだ場合でも同じ。

「ダイヤなしにすればよかった」と思う日が来るかもしれないので、結局は“ないものねだり”といえそうです。

 

ダイヤモンドありが定番?ダイヤありでも後悔?デメリットもある

結婚指輪の定番といえばダイヤモンドですが、ダイヤありの指輪でも思わぬデメリットに直面することがあります。

実際にダイヤありの指輪を購入した方の「こんなはずじゃなかった」という事例を2つ見ていきましょう。

 

①ダイヤが取れることもある

ダイヤモンドありの指輪を身に付けていると、ダイヤが取れることがあるのでご注意ください。

ちょっとした拍子に指輪をぶつけると、ダイヤを留めている爪が変形したり、指輪そのものが歪んでしまったりするのです。

ダイヤが取れた場合の保証がついているお店もありますが、それでも“思い出”が一つなくなったみたいでショックですよね……。

 

②仕事や家事では使えない

ダイヤありの指輪の場合、人によっては、ビジネスやプライベートで使いにくいことがあるのでご注意ください。

たとえば葬儀関係の仕事。きらきらした輝きは場にふさわしくないため、外してから出勤せざるを得ないでしょう。また掃除や皿洗いなど、家事の内容によっては衝撃でダイヤが取れたり邪魔に感じたりすることも……。

都度付け外せば問題ないのですが、外すと紛失のリスクがありますし、なにより大切な人からの贈りものはいつでも身に付けていたいですよね。

 

ダイヤモンドありを選ぶなら!埋め込み式がおすすめ!3つの理由

ダイヤモンドありの指輪には、さまざまなデザインがあります。

リングの上に乗っているタイプもありますが、普段使いをするなら埋め込み式がおすすめです。

埋め込み式のメリットは、大きく分けて3つ。

パートナーとよく話し合って、長く愛用できる指輪をお選びください。

 

①ダイヤが外れにくい

ダイヤ埋め込み式

埋め込み式のダイヤは、リングにダイヤが乗っているタイプよりも、外れるリスクが低めです。

外出の際も安心して身に付けていられますね。

 

②普段使いで使いやすい

埋め込み式のダイヤモンドは、普段使いに向いています。

たとえば洋服に袖を通すときも引っかかりませんし、主張が控えめな分フォーマルな場にもぴったり。

どのようなシーンにもしっくり馴染むのは、埋め込み式ならではの良さでしょう。

 

③デザインが豊富

埋め込み式の指輪はデザインが豊富です。

たとえばリングを一周するように小さなダイヤが敷き詰められたものや、大きな埋め込み式ダイヤの周囲に小さなダイヤをあしらったものなど。

“シンプル”と“華やかさ”を両立したデザインが多いので、きっと長く愛用できる指輪を見つけられるでしょう。

 

ダイヤモンド埋め込み式タイプの指輪の種類

ダイヤモンド埋め込み式タイプの指輪の種類について、ご紹介しましょう。

 

一石

シンプルにダイヤモンド1石のタイプになります。

 

スリーストーン

ダイヤモンドが3石のタイプになります。普段使いやカジュアルにもいいですね。

 

エタニティ

ダイヤモンドが全周しているリングを「フルエタニティリング」。ダイヤモンドが半周しているリングを「ハーフエタニティリング」と呼びます。

一般的なダイヤが1石の指輪と違い豪華さがあるのが特徴的です。デメリットは、値段が高いということ。また、サイズ直しができない場合があります。

 

ダイヤモンドのありなしは2人でよく話合う

結婚する男女にとって、指輪選びは悩むところ。

特に女性はきらきらしたデザインを好むことが多いので、一方的に決めずに、2人でよく話し合うことをおすすめします。

もし意見が割れる場合は、パートナーと別のデザインのものを選ぶのもアリですよ。

ダイヤモンドのありなしを始め、デザインや価格など、さまざまな角度からじっくりご検討ください。

 

まとめ

ダイヤモンドありの指輪は結婚指輪の定番です。

しかし最近はダイヤモンドなしの指輪にも注目が集まっています。

ダイヤモンドなしの指輪には、シンプルだからこそのメリットがたくさん。TPOを選ばず使えたり、重ね付けして楽しめたり……。

一方ダイヤモンドありの指輪も、ダイヤが取れたり仕事で使えなかったりするケースがありますが、埋め込み式のダイヤならまるごと解決できるでしょう。

一生に一度の、大切な買い物。

パートナーと相談しながら、長く愛用できるものを選んでくださいね。

 

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