銀地金が売り切れ!2つの理由とは?品切れの理由が衝撃過ぎる

投稿日:2021年12月30日 更新日:2021年12月30日

銀地金が売り切れ!2つの理由とは?

質乃蔵(しちのくら)の児玉です。

最近、お客様から「銀地金って売ってますか?」

と、問い合わせがありました。どのような理由なのか聞いてみると「銀地金」がどこも売り切れとのことです。

今回は、なぜ銀地金が売り切れているのかについて、詳しく解説していきましょう。

 

銀地金が売り切れ!2つの理由とは?

金やプラチナは、新型コロナ以前よりも高騰していますが、日本マテリアルやネットジャパン、徳力でもインゴットを購入することができます。

しかし、なぜ銀地金がどこにも売っていないのか?

その理由について2つ見ていきますね。

 

①銀地金は需要が少ない

銀地金が売り切れの理由とは?

「銀地金の需要が少ない」からです。

銀って、いったい何に使われているか知っていますか?

自動車の部品やソーラーパネル、など全体の50%以上は工業用品。それ以外が宝飾品です。

資産運用としての銀の需要は、非常に少ないので、そもそも「銀地金」の生産も少なくてよかった。ということです。

銀地金を作る販売店も売れないのなら「銀地金」を作る必要もないですからね。

 

②新型コロナ以降に「銀地金」の投資目的が増えた

銀相場上がっている

【引用元:日本マテリアル】

そもそも、銀相場が上がってきたので、投資目的として需要が増えた。そのため、「銀地金」の供給が間に合わず売り切れているということです。

新型コロナの前2019年のときには、60円代だった銀相場も2021年には90円を越えてきました。

「2年間で30円以上も相場が上がってますね!」

今まで銀投資として興味が無かった人も、これだけ上がれば投資目的で購入するはずですよね。

 

銀を購入するメリット

メリット

銀を購入するメリットとは?

どんなメリットがあるのかについて、ご紹介しましょう。

 

金やプラチナよりも銀は値段が安い

銀(シルバー)は、価格が安いというメリットがあります。

金(GOLD)だと1gあたり7000円以上するので、100g購入すると70万円以上の費用がかかります。

しかし、銀は1gあたり90円程度なので、100g購入しても9,000円程度。

銀(シルバー)は金と比べると安定性は、劣ってしまいますが、値段が安いので投資しやすいということです。

 

盗まれにくい

銀(シルバー)は、盗まれにくいというメリットがあります。

私のお客様の中には、熊本地震のとき避難中、家に置いていた金のインゴットが盗まれたという方がいました。

やはり金は盗まれやすい!しかし、銀地金は、そもそも価値が安いので盗まれにくいです。

 

銀を購入するデメリット

デメリット

銀を購入するデメリットとは?

どんなデメリットがあるのかについて、ご紹介しましょう。

 

価格の変動が大きい

銀(シルバー)は、価格変動が大きいというデメリットがあります。

投資目的で購入すると、急な暴落などで損失がでることも。

特に銀の50%以上が工業用品に使われているので、景気に左右されやすいのも覚えておきましょう。

  • 景気が良い:銀相場上昇
  • 景気が悪い:銀相場下落

 

まとめ

銀地金が売り切れている理由、とは?

「銀地金の需要が少ない」「投資目的として銀地金の需要が増えた」ということで、生産が間に合っていないということです。

新型コロナ前と後では、今まで考えられないモノが売り切れになってしまっていたりします。今後、どのようなモノが投資目的になるのか?なかなか、予想が付きにくい時代になりましたね。

 

熊本の質屋「質乃蔵(しちのくら)」店舗情報

熊本の質屋 「質乃蔵」では、金やプラチナといった貴金属を専門に買取査定しています。もし、不要な指輪やネックレス、ピアスなどありましたら査定は無料ですので、是非ご利用ください。

熊本市東区にある質屋「質乃蔵(しちのくら)」の店舗情報です。
>>「熊本の質屋 質乃蔵の店舗情報」はこちら
金プラチナの買取実績を公開中です。ご参考ください。
>>「質乃蔵の金プラチナ買取実績」はこちら

 

貴金属関連のおすすめ記事

金の価格は日々変動しています。今でこそ安定資産と言われる金ですが、過去には暴落した歴史もあるのを知っていますか?金相場の暴落予想について詳しく書いてます。
>>「金の価格が暴落するのを予想!4つの悪条件が重なると危険」
金の埋蔵量は地球には、あとどれぐらい残っているのか?過去から現在までの採掘量などについても詳しく買いてます。
>>「金の埋蔵量は地球にどれぐらい残ってる?採掘量から見た衝撃な内容」
日本はかつて、「黄金の国ジパング」と呼ばれていました。名前の由来について歴史的な視点から見ていきます。
>>「黄金の国ジパングの由来は歴史にあった!日本が呼ばれた衝撃の理由」
金(GOLD)の作り方を知るには、「冶金(やきん)」という聞き慣れない言葉を理解する必要があります。「製錬」「精錬」「精製」など、金の作り方を紹介。
>>「金(GOLD)の作り方!冶金(やきん)の意味を徹底解説!」についてはこちら
金とプラチナ製品って酸化しないの?もし黒く変色してしまったときの対処法などについても詳しく紹介します。
>>「金とプラチナは酸化しないの?指輪ネックレスが変色したときの対処法」
海水の中には50億トンという金が存在しています。海水から金を抽出する技術などないのか?詳しく紹介します。
>>「海水の中に金が50億トン存在する!抽出できれば大金持ち」
プラチナとホワイトゴールド、シルバーは同じ色に見えます。しかし、素材としては全く異なるものです。違いを解説。
>>プラチナとゴールド(金)シルバー(銀)違いとは?素材を徹底解説
金とプラチナ相場が逆転し、プラチナ相場が下落した理由について詳しく解説します。
>>金とプラチナ相場が逆転!プラチナ価値が下がった理由とは?
金も溶かすことのできる「王水」!「王水」が金のリサイクルに役立つについて解説します。
>>金も溶かす「王水」が最強過ぎる!どんなものでも溶かせるのか?
アイスや和菓子などに付いている金箔と食べても大丈夫な理由とは?詳しく解説します。
>>金箔を食べる!なぜ食べても問題ないのか?分かりやすく解説
いま高値の金を売る場合にも税金ってかかるの?売却と税金について詳しく解説します。
>>金の売買と消費税について!売却でも税金がかかるのか?注意点を解説
メイプルリーフ金貨の真贋方法について詳しく解説します。
>>【メイプルリーフ金貨】本物と偽物の見分け方4選!分かりやすく解説
金の用途って?どんなものに使われているのかを詳しく解説します。
>>金の用途とは?意外と知らない金の使われ方7選!徹底解説