質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
金が高騰しているので、今のうちに持っている金のネックレスや指輪、インゴットなど売りたいと思っていませんか?
しかし、買取業者に金を安く見積もりされそうで不安と感じている人も多いはずです。
大丈夫です!金を売るときの注意点など知識を持っていれば、安く買い叩かれることはありません。
今回は、金を売るときの5つの注意点を詳しく解説していきましょう。
金を売るときの注意点について、5つ紹介します。
金を売るときの注意点1つ目は、金相場を知っておくということです。
現在の金相場を知っていれば、買取業者に金を安く見積もりされているのか?適正価格で見積もりしてくれているのか?
すぐに判断できます。
金買取業者がお客さんの金を買取した後どうするのか?ご存知ですか?
製品として売れるような指輪やネックレスなどは、「店頭販売」や「インターネット販売」、「業者専門のオークション」などで売られます。
しかし、製品として売れないような商品は潰し(つぶし)として売られるのです。
どんなところで売られるのか?
大抵の場合は、
という専門業者に買取してもらいます。
ですので、ネットジャパンや日本マテリアルなどの業者向け買取情報を入手しておくと、実際に業者がいくらで買取してもらっているのか?金相場を知る事ができるのです。
業者向け買取情報を知る事によって、買取店で安く見積もりされていないのか?買取手数料がどれぐらいかかっているのか?
などもすぐに判断できます。
金相場は、日々変動しています。そのため金を売る場合は、どの時期に売るのかが重要になってきます。
どうせ売るなら少しでも金相場が高い時期に売ることができたら最高ですよね?
では、どのような場合、金相場が高くなるのかお伝えしますね。
このような場合が金相場が高くなるので、覚えておきましょう。
また、金相場のチャートを見ることも売る時期を考えるヒントになります。
では、どこで金価格のチャートを見たらよいのか?
おすすめは、日本マテリアルのホームページです。ここで、金価格推移10年分を見てください。
(引用元:日本マテリアル)
金を売るときは、あくまでも短期ではなく長期的に考えましょう。
金を売るときに良心的な買取店を判断する方法があります。
10年以上、買取店を運営しているかどうかはホームページの会社概要を見れば分かります。
実績があるかホームページを調べると分かります。
Googleでお店の名前を検索したら口コミを調べる事ができます。
これらを最低限調べて良質な買取店かどうかを判断してください。
いざ金を売ろうと思ったときに「質屋」や「専門買取店」を利用するはずです。
このときに必要なものがあります。金を売るときに必要なものは以下です。
こちらが、用意できない場合は、買取してもらうことができませんのでご注意ください。
ちなみに、なぜ本人確認が必要なのか?というと、買取店は警察の許可で古物商を発行してもらっています。盗品や犯罪などに利用されていないのか、を調べるためです。
逆に本人確認を提示しなくてもよい買取店があれば、違法に運営されていますので注意してください。
金を売却するときには、「譲渡所得税」という税金がかかってきます。
「譲渡所得税って何?なんか難しそう!」
って、思ってしまいますよね。
簡単に言えば、金を売ったときに年間50万円以上の利益がでた場合に課税されてしまうということです。
ちなみに、金を売ったとしても年間50万円以内の売却益の場合には、税金はかかりませんので安心してください。
詳しく知りたい方は、国税庁のホームページの「金地金の譲渡による所得」を見ると分かりやすく解説されています。
(1) 所有期間が5年以内のもの(総合課税の短期譲渡所得)
・譲渡価額-(取得費+譲渡費用)=金地金の譲渡益
・{[金地金の譲渡益]+[その年の金地金以外の総合課税の譲渡益]}-譲渡所得の特別控除50万円=課税される譲渡所得の金額
(2) 所有期間が5年を超えるもの(総合課税の長期譲渡所得)
・譲渡価額-(取得費+譲渡費用)=金地金の譲渡益
・{[金地金の譲渡益]+[その年の金地金以外の総合課税の譲渡益]}-譲渡所得の特別控除50万円=譲渡所得の金額
・(譲渡所得の金額)× 1/2 = 課税される譲渡所得の金額
(注) 譲渡所得の特別控除の額は、その年の金地金の譲渡益とそれ以外の総合課税の譲渡益の合計額に対して50万円です。これらの譲渡益の合計額が50万円以下のときはその金額までしか控除できません。
また、(1)と(2)の両方の譲渡益がある場合には、特別控除額は両方合せて50万円が限度で、(1)の譲渡益から先に控除します。
引用元:国税庁(譲渡所得)
金を売る方法について、解説していきましょう。
金を売る場合は、「質屋」や「買取専門店」を利用できます。
お店に行く前に、電話で金1gあたり、いくらで買取してもらえるのか?また、手数料などどれぐらいかかるのか?
を聞いておきましょう。
また、最低でも3社ほど電話で問い合わせておくと、良心的な買取店なのか把握することができます。
金製品といっていも色々なものがあります。では、どのうな金製品だと買取店でも査定してくれるのか?
ご紹介しましょう。
基本的には、K24、K18、K14、K10といった刻印がある金製品が買取対象になります。
刻印のある代表的な商品は、以下です。
このような商品が買取対象になります。
刻印が無い場合は、比重計やX線検査で調べられ、金製品として間違いなければ買取対象です。
熊本の質屋 「質乃蔵」では、金やプラチナといった貴金属を専門に買取査定しています。もし、不要な指輪やネックレス、ピアスなどありましたら査定は無料ですので、是非ご利用ください。