熊本の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
ファーストピアスは、ピアスホールが安定するまで取り外すべきではありません。
しかし、学校や職場でピアスが禁止されており、ファーストピアスを外さないといけないのか悩んでいる人は多いでしょう。
今回は、ファーストピアスの上手な隠し方について解説します。
隠すときに必要な道具や注意点についても解説するので、ピアスを開けたい人や、開けたばかりの人はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
ピアスを開けたあと、ファーストピアスは24時間つけっぱなしにしたほうがよいとされています。
理由は、せっかく開けたピアスホールが塞がってしまうのを防ぐためです。
人間の体は治癒力が働くため、傷を治そうとして皮膚を再生します。
ピアスホールも傷とみなされ、何もつけていなければ次第に塞がってしまいかねません。
個人差によるものの、最低でも1か月はファーストピアスをつけっぱなしにして、ピアスホールを安定させる必要があるでしょう。
ファーストピアスは、次の4つの方法で隠せます。
隠す方法を、それぞれ詳しくチェックしてみましょう。
ファーストピアスを隠すときは、カットした絆創膏を使うのがメジャーです。
絆創膏は肌の色に近いため、ピアスをカモフラージュできます。
まずは、自分の肌の色に近い絆創膏・薄いガーゼ・ハサミ・透明なピアスキャッチを用意しましょう。絆創膏は肌色の粘着部分のみ使用し、クッション部分は使いません。
ガーゼはピアスより少し大きくカットする
絆創膏の肌色の接着部分を、ガーゼより一回り大きくカットする
ファーストピアスの上にガーゼを載せ、上から絆創膏を貼り付ける
絆創膏が大きければ、折り返して耳の裏に貼り付ける
透明のキャッチをつけてピアスを固定する
透明のキャッチがあれば、後ろからもバレにくくなるでしょう。
ガーゼには、ピアスホールを保護する役割があります。絆創膏の粘着面を肌に直接つけると、痛みや化膿が生じる場合があるためです。
絆創膏・ガーゼ・透明なキャッチは、ドラッグストアや100均などで購入できます。
手軽に隠したいと考えている人は、ぜひ試してみてください。
ファンデーションテープや医療用テープも、ファーストピアスを隠すのに活用できます。
テープには薄手のタイプやサイズが小さいものが多く、伸縮性もあるため、ピアスを隠しやすいでしょう。
テープを使用する際も、薄手のガーゼや透明なピアスキャッチを用意します。
絆創膏と同じ要領で、ガーゼとテープをカットしたうえで耳に貼り付け、後ろから透明なキャッチで固定しましょう。
隠すときの手間を最小限に抑えるなら、透明ピアスを活用できます。
透明ピアスはそもそも目立ちにくいので、絆創膏やテープで隠さなくてもわかりにくいでしょう。
ファーストピアスに選ぶ透明ピアスは、ガラス製がおすすめです。ガラス製は硬く強度があるため、安定していないホールでも塞がりにくいでしょう。
樹脂ピアスは雑菌が繁殖しやすくトラブルを引き起こしやすいので、衛生面でもガラス製ピアスのほうが安心です。
ガラス製ピアスを装着しているピアッサーも販売されているため、これからピアスを開ける人は活用してみてください。
ファーストピアスを隠す道具を持っていないけれど、今すぐピアスを隠したいときは、髪の毛で覆って隠しましょう。
髪の毛を耳にかけずに顔周りに垂らせば、自然にピアスが隠せます。
一方で、仕事や学校で髪の毛を結わなければならない状況であれば、髪の毛で隠すのが難しくなるでしょう。
セミロングやロングヘアなら、顔周りの髪の毛を残すなどの工夫が必要です。
顔周りの長さを残したショートカットやボブスタイルにすれば、髪の毛を結ばなくて済むので、ピアスを隠しやすくなります。
ファーストピアスを隠すときは、絆創膏やテープなどを長時間貼ったままにしないように注意しましょう。
ピアスホールの周囲が、腫れたり化膿したりするのを防ぐためです。
絆創膏やテープを貼ると、皮膚から蒸発するはずの水分が中に溜まって蒸れます。
安定していないピアスホールが蒸れると、菌が繁殖しやすくトラブルが起こりかねません。
また、ピアスホールに化粧品を塗って隠す方法もありますが、おすすめできない方法です。
ファンデーションやコンシーラーなどで隠せば目立ちにくくなりますが、ファーストピアスを外さないと実践できません。
普段から使用している化粧品のスポンジやスティックには、雑菌が付着している場合もあります。
ピアスホールに雑菌が付着して、炎症する可能性が高いので、ほかの方法を試してみてくださいね。
「アルバイトや職場の規定で禁止されている」「就職活動でイメージダウンを防ぎたい」という理由から、ピアスホールを隠そうと考えている人は多いものです。
それぞれの事情についても、詳しく調べてみましょう。
アルバイトのなかには、ピアス禁止の規定を定めている職場があります。
とくに飲食店や工場などは、ピアスを禁止している場合が多いでしょう。
ピアスが禁止である理由は、異物混入や衛生面のリスクを避けるためや、店舗のイメージを守るためというケースが多いもの。
可能であれば1か月ほどアルバイトを休み、ピアスホールが安定してからシフトを入れるのもひとつの手段です。
就職活動中のため、ピアスホールを隠したいと考えている人も多いでしょう。
志望する職種によっては、ピアスホールを気にする人事担当者もいるためです。
とくに公務員・金融業・医療関係など、堅いイメージがある業界では、ピアスホールの有無を厳しくチェックする傾向があるでしょう。
また、就職活動中はピアスを含むアクセサリー全般を着用しないことが、一般的なマナーとされています。
履歴書写真の撮影時や面接時は、アクセサリーの類は外しておくとよいでしょう。
職場の服装規定で、ピアス禁止とされているため、隠したいと考えている人もいます。
女性はピアスを許可されているものの、男性はピアスNGである会社も少なくありません。
約500人を対象とした調査によると、会社でピアスを禁止されていると答えた女性は8%、男性は24%と差が生じました。
男性は髪の毛が耳にかからない短さであるため、ピアスホールが目につきやすいともいえます。
ファーストピアスの上手な隠し方について解説しました。
ファーストピアスは外さないほうがよいものの、完全に隠すのは難しいもの。
ただし、絆創膏・テープ・透明ピアスなどを上手に組み合わせて、髪の毛で覆えば、目立たずにやり過ごせる可能性はあります。
隠すときは、炎症や化膿などの予防も大切です。トラブルが起きると、せっかく開けたピアスホールを塞がなければいけない場合もあるので、特に注意しましょう。
学校や職場でピアスを禁止されているけれど、ピアスホールを開けてみたいと考えているなら、本記事で紹介した方法を実践してみてくださいね。
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