熊本の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
はじめてピアスを開けるときに気になるのが、ピアッシングにおすすめの時期。
「夏は膿みやすい」「冬はマフラーやニットに引っかかる」など、さまざまな意見があるため、最適なタイミングがわからない人も多いでしょう。
本記事では、ピアスを開けるのにおすすめの時期について解説します。
季節別に気をつけたいポイントや、とくに注意が必要な季節についても解説するので、これからピアスを開ける人はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
卒業・進学・就職などを機に、ピアスを開けてイメージチェンジをしたいと考えている人も多いでしょう。
夏休みや冬休みなどを利用してピアスを開け、新学期からセカンドピアスでオシャレを楽しみたいと計画している学生もいるのではないでしょうか。
しかしピアスをはじめて開けるときは、リスクが高く避けたほうがよい季節があるのではないかと悩んでしまうもの。
まずは、ピアスを開けるのにもっともおすすめの季節を紹介します。
肌トラブルをなるべく回避してピアスを開けたいなら、おすすめの季節は秋です。
秋は空気が乾燥する時期で、気温も上がりにくく安定しています。汗をかきにくく、ピアスホールが蒸れにくいでしょう。
春も暑くも寒くもない季節ですが、夏に向かって気温と湿度が上がっていく傾向にあります。人によっては、ピアスホールが膿んでしまう可能性もあるでしょう。
さらに秋は長期休暇がないのもポイントです。
温泉やプールなどでは、ピアスを外すよう求められる可能性があります。
秋は長期休暇がない分、温泉旅行などの計画を立てる人が少ないため、ピアスをつけたまま過ごしやすい季節だといえるでしょう。
ピアッシングにもっともおすすめの時期は秋ですが、春・夏・冬は絶対避けなければいけないわけではありません。
ただし、季節に応じて注意しなければならないポイントがあるので、おさえておくとよいでしょう。
ここでは、ピアッシングで注意するポイントを春夏秋冬ごとに解説します。
春にピアスを開ける人は、花粉に気をつけましょう。
開けたばかりのピアスホールは生傷と同じ状態のため、花粉が入り込むと肌荒れやかゆみを引き起こす可能性があります。
新年度や新学期を迎える時期なので、学校や勤務先によってはピアスを外すよう求められるかもしれません。
ピアスホールが安定していない状態でピアスを外すと、塞がってしまう可能性が高いので要注意。
春から環境が変わる人はとくに、今後の生活スタイルを考慮してから、ピアスを開けるのがおすすめです。
夏にピアスを開ける場合は、汗に注意しましょう。
ピアスと安定していないピアスホールに汗が触れると、金属が溶け出し金属アレルギーを引き起こす可能性があるためです。
金属アレルギーが発症すると腫れやかぶれが起こり、今後は金属製のアクセサリーを身につけられなくなります。
さらに夏は、海やプールなど雑菌が多い水場に出かける人も多いため、トラブルのリスクも高い季節です。
開けたばかりのピアスホールは清潔に保つことが重要なので、夏はとくにケアが欠かせません。
気温やスケジュールなどさまざまな観点から、秋はピアスを開けるのに最適な季節です。
ただし人によっては、春と同様に花粉に注意しましょう。
花粉の症状が出にくい人も、デリケートなピアスホールに花粉が付着すると、炎症を起こす可能性があります。
秋は長期休暇がない分、学校や勤務先でピアスNGのルールがある人は、ピアスのつけ外しを毎日のように繰り返してしまうでしょう。
結果として、ピアスホールの完成が遅くなる場合があるため、学校や勤務先の規則を確認してからピアッシングするのがおすすめです。
冬にピアスを開ける場合は、しもやけや凍傷に気をつけましょう。
熱伝導率が高い金属製のピアスが冷えると、耳がしもやけや凍傷を起こしやすくなります。
とくに、スノーボードやスキーなど、気温が極端に低い地域でウィンタースポーツを行うときは、樹脂製のピアスにつけ変えるほうがよいでしょう。
温泉やサウナなどでも、ピアスをつけたまま入ると低温やけどになりやすいので、注意してくださいね。
「夏は化膿しやすいから、ピアッシングは避けるべき」という意見も少なくありません。
一方で、夏休みやお盆休みのタイミングで、ピアスを開けたいと考えている学生や社会人も多いでしょう。
そこで、夏にピアスを開けるときの注意事項について解説します。
夏はピアスホールの化膿や炎症に注意して、清潔に保つことが大切です。
気温と湿度が高い夏は汗をかきやすい季節なので、皮膚の表面についた雑菌が汗によって運ばれます。
開けたばかりのピアスホールに汗が付着すると、傷口から細菌が繁殖し膿んでしまうリスクが高くなるもの。
ほかの季節よりも衛生面上の心配が多い夏は、ピアスホールの洗浄を毎日欠かさず行うほか、こまめに汗を拭き取るよう心がけましょう。
ここまでは、ピアッシングに最適な季節について紹介しました。
しかし、実際には季節よりも、ファーストピアスをつけっぱなしにできる期間をどれくらい取れるかのほうが重要です。
ファーストピアスをこまめにつけ外しすると、ピアスホールの完成が遅れたり、傷口がダメージを受けて炎症や化膿を引き起こしたりする可能性があります。
ファーストピアスは最低でも1か月ほどは、24時間つけたままにする必要があるもの。
普段はピアスをつけられないけれど、休暇中ならピアスをつけたままでも問題ないという人は、夏や冬の長期休暇のタイミングを狙ってみましょう。
前述の季節別に注意するポイントを参考に、安全にピアスホールを育ててみてくださいね。
ピアスを開けたあとは、季節にかかわらず次の点に注意しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
ピアスを開けた直後は、海・プール・温泉などのイベントは控えましょう。
自宅のお風呂場とは異なり、複数の人が入る水場は雑菌が多く、トラブルのリスクが高いためです。
開けたばかりのピアスホールは生傷と同じデリケートな状態のため、雑菌によって感染症や腫れが生じる場合もあります。
少なくともピアッシング直後から1か月間は、海・プール・温泉などは避けたほうが無難です。
ピアスホールの周辺の汗は、こまめに拭き取るようにしましょう。
汗には肌表面の雑菌が含まれているため、ピアスホールに付着するとトラブルの原因になります。
汗をかいたら強くこすらずに優しく拭き取ると、ピアスホールを傷つけません。
ピアッシング直後は、汗をかきやすいハードな運動やサウナなども避けましょう。
ピアスを開けたあとは、毎日ピアスホールの洗浄を行いましょう。
ピアスホールは汚れや皮脂がたまりやすく、洗わないと臭いが発生するためです。
洗い方は、朝起きたあとと夜の入浴時に顔を洗うタイミングで、ピアスホールに泡を乗せて数秒間もみ洗いをしたあとに水やお湯で流すだけ。
消毒液は殺菌力が高く刺激が強いため、ピアスホールに異常がない限りは使う必要はありません。
ピアスを開けるのにもっともおすすめの季節は秋であることや、おすすめする理由について解説しました。
しかしピアスホールを清潔に保つことと、ファーストピアスをつけっぱなしにしておくことを心がければ、どの季節にピアッシングしても問題ありません。
開けたてのピアスホールはデリケートなため、どの時期にピアスを開けても、こまめなケアを心がけてくださいね。
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