熊本の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
「オシャレなピアスに憧れるけど、開けるのが怖い」と考えている人は少なくありません。
開けない方がいい人もいるといわれているので、「自分も開けるべきではないのでは?」と悩んでしまいますよね。
そこで本記事では、ピアスを開けない方がいい人の特徴について解説します。
ピアスを開けている人の印象や、開けていない人の割合についても解説するので、ピアッシングの前にチェックしてみてください。
目次
ピアスを開けない方がいい人の特徴は、次のとおりです。
それぞれ詳しくチェックしてみましょう。
金属アレルギーの人は、ピアスを開けない方がいいでしょう。
ピアスは、体液や血液に直接金属が触れるため、アレルギー症状が出やすいアクセサリーです。
金属アレルギーの症状は、皮膚が赤くなる、かぶれ、腫れ、かゆみなど。なかには、顔面に湿疹や全身に蕁麻疹が出る人もいます。
もしも金属アレルギーの人がどうしてもピアスを開けたいなら、アレルギー反応が出にくい素材のピアスを選びましょう。
体質にもよりますが、純度の高いチタンやプラチナなどを使用したピアスなら、比較的安全に身につけられます。
耳たぶが大きくて厚い、いわゆる福耳の人も、ピアスを開けるのはおすすめしません。
福耳の人は耳たぶが厚い分、ピアッサーが貫通せず、ピアスが埋まりやすかったり、耳が圧迫されて痛くなったりする傾向にあります。
福耳の人がピアスを開けるときは、ピアッサー選びに注意するのが大切。
福耳用や厚い耳用と表記があるピアッサーを選べば、トラブルを回避しやすくなります。
なお、福耳の人は、小ぶりな1粒ピアスや重いピアスを選ぶと、耳たぶの大きさが目立つのでお勧めしません。
大雑把で手間がかかることを嫌う人も、ピアスを開けない方がいいでしょう。
ピアスを開けたあとは、ピアスホールが完成するまで、洗浄や消毒が必要になります。
毎日、低刺激の石鹸を泡立ててピアスホールを洗浄したうえで、定期的な消毒が推奨されています。
常に清潔にしないと、炎症や化膿を起こしてしまいかねません。
日ごろのメンテナンスが面倒だと感じる場合は、ピアスによる肌トラブルが生じてしまうでしょう。
傷口が炎症や化膿を起こしやすい人は、ピアスを開けるべきではありません。
ピアスホールは耳たぶに穴を開けるので、一時的に傷が生じるようなものです。
体質によっては膿んでしまい、常に痛みが生じる場合もあります。
炎症や化膿を起こした結果、塞がなければいけなくなってしまうケースもあるでしょう。
どうしてもピアスを開けたいなら、医療機関で相談するのがおすすめです。
ピアスを開ける際の痛みが怖い人は、無理に開けない方が無難です。
ピアスホールは一般的に、ピアッサーやニードルで開けます。一時的とはいえ、痛みは避けられません。
注射針が怖い人や、先端恐怖症の人にとってはつらいものだと考えられます。
痛みが怖いけれどピアスを開けたいなら、開ける方法を工夫してみましょう。
痛みを感じにくいように耳たぶをよく冷やしたり、麻酔を使用する医療機関を選んで依頼したりするのがおすすめです。
学校や職場で禁止になっている人も、ピアスを開けにくいといえます。
ファーストピアスを付けられず、ピアスホールが安定する前に塞がってしまう可能性があるためです。
ピアスの穴を開けたあとは、ファーストピアスを1か月ほど外さずに、つけたままにする必要があります。
ピアスを開けて間もないころなら、1〜2時間程度外していただけなのにピアスホールが塞がってしまう場合もあるでしょう。
学校や職場など、1日の大半を過ごす場所がピアス禁止であれば、そもそもピアスホールを完成させるのが難しいと考えられるので、おすすめできません。
オシャレを楽しめるピアスですが、以前よりもピアスを開けない人が増えているようです。
以下では、ピアスを開けない理由について解説します。
現在はオシャレなイヤリングも増えているため、ピアスを開けない人が増えています。
以前までは、イヤリングよりもピアスのほうが、デザインが豊富な傾向がありました。しかし現在は、さまざまなデザインのイヤリングが登場しています。
わざわざピアスホールを開けなくても、十分オシャレを楽しめるでしょう。
ピアスとして作られたものでも、簡単にイヤリングに変更できる留め具も販売されているのも理由です。
留め具は100円ショップでも手軽に購入できるため、気になる人はリメイクに挑戦してみてください。
ピアスを開けない人は、ピアスホールのケアが大変だと考えています。
前述したとおり、ピアスを開けたあとは、定期的なメンテナンスが必要です。
とくに開けた直後は、丁寧に洗浄したり、消毒したりしなければなりません。
ケアを怠ると、炎症や膿が生じてしまい、悪化すると細菌感染を引き起こしてしまうケースもあります。
さらに、ピアスホールが安定するまで好きなピアスがつけられないため、ピアスを開けるのは面倒だと考える人は多いでしょう。
ピアスを開けていない人は、1,000人のうち約47%、開けている人は約53%という調査結果が出ています。
とくに10代と50代以上は、ピアスを開けていない、開けたことがないという人が多く見受けられました。
10代のうちは「校則でピアスを開けられない」という人が多く、50代以上になると「体に穴を開けるのに抵抗がある」と考える人が多いためと考えられます。
なお、開けている人の約77%が女性であり、男性でピアスを開けている人は少数派です。
ピアスを開けてもリスクが低い人の特徴は、次のとおりです。
それぞれ詳しく解説します。
金属アレルギーでなければ、ピアスを開けても問題ないと考えられます。
金属によるかゆみや腫れが生じにくく、ストレスなくピアスを開けられるためです。
ただし、ピアスがきっかけで金属アレルギーになる人もいるので油断は禁物。
ピアスホールを開けた直後は、傷口に金属が直接当たるので、デリケートな状態だといえます。
アレルギーが心配な人は、アレルギー症状が出にくい素材のファーストピアスを選ぶとよいでしょう。
純チタンやアクリル樹脂などは、金属アレルギーが発症するリスクが低いのでおすすめです。
耳たぶが薄い人も、ピアスを開けるハードルが低くなっています。
耳たぶが薄い分、ピアッサーやニードルが貫通しやすく、ピアスホールが早く安定しやすいです。
ただし、体質によってはピアスホールを開けるときに痛みを感じたり、安定しにくかったりする人もいます。
耳たぶが薄くてもケアや消毒を怠らず、慎重にピアスを開けるようにしましょう。
傷やニキビができたときに治りが早い人は、ピアスホールも安定しやすいと考えられます。
治りが早い分、炎症や化膿が起きずにピアスホールを作れるためです。
ただし、ファーストピアスを外して、数時間放置してしまわないように注意しましょう。
ピアスホールが安定していないのにピアスを外してしまうと、治癒力が働いて穴が塞がってしまいます。
痛みに対する恐怖感がなければ、ピアスを開けやすくなります。
ピアスホールを開けるときは、少なからず痛みが生じるためです。
注射や点滴など、多少の痛みや違和感への恐怖がないなら、抵抗なくピアスを開けられるでしょう。
ただし、激痛を感じたり、ピアスを開けた直後から鈍い痛みが何日も続くようであれば、医療機関に相談してみてください。
ピアスを開けている人に対して、「似合っていて素敵」「オシャレ」というポジティブな印象を持つ人も多いでしょう。
一方で、「怖い」「チャラい」とマイナスなイメージを抱く人も、一定数存在します。
以下では、ピアスを開けている人の印象について紹介していくので、チェックしてみてください。
自分に似合うピアスを身につけていると、顔周りが華やかで魅力的に映ります。
ピアスは耳元につけるアクセサリーで、もっとも顔に近い部分にあり、印象を大きく左右するためです。
大きめのデザインやロングタイプのピアスなら、小顔効果も期待できます。
似合うデザインは人それぞれのため、話題の骨格診断や顔タイプ診断の結果をもとに、ピアスを選んでみてくださいね。
ピアスを身につけていると「オシャレな人」と思われやすいです。
ほかのアクセサリーと異なり、ピアスは髪に隠れがち。しかし、チラリと覗く輝きを目にすると、「細部までこだわるオシャレな人」という印象を与えることができます。
ピアスと服装を同系色のカラーでまとめたり、あえて差し色になるピアスを取り入れたりすると、よりオシャレな雰囲気をまとえるでしょう。
一方で、ピアスを身につけると「怖い人」と思われる可能性もあります。
ピアスホールを開けている人に対して、不良やヤンキーに見えると考える人も、少なからずいるためです。
「自ら体に穴を開けるなんて考えられない」という意味で、怖いと思われるケースもあるでしょう。
しかし、ピアスと不良が結び付けられた1990年代ごろと比べて、現代では「ピアスをつけている=怖い人」と思われる傾向は薄れています。
ピアスを身につけている人に対して「チャラい」、つまり派手で軽薄なイメージを持つ人もいます。
ピアスをするとオシャレにこだわっていると感じられるからこそ、チャラいと感じられてしまうでしょう。
とくにピアスを開けている男性は、チャラいと思われる傾向にあります。
男性の場合は、ピアスOKの企業自体が少ないため「しっかりした仕事に就いていないのでは?」と疑われてしまうかもしれません。
ピアスをつけている人へのよいイメージ、悪いイメージはそれぞれ。しかし、なんとも思わない人も少なくありません。
ネックレスや指輪と同じように、ピアスもオシャレの一環であると捉えている人は、ピアスをつけることに対して、とくに関心を持たないでしょう。
「ピアスを開けない方が清楚に見える」「ピアスを開けている人は嫌」など、さまざまな情報や意見があふれているので、不安に感じる人もいるかもしれません。
しかし、ピアスで人格を決めつける人は少ないもの。
他者の価値観を気にせず、思うままにオシャレを楽しんでみましょう。
ピアスを開けると、運命や心の状態に変化が起こるともいわれています。
風水的な観点から、ピアスと運気の関係について解説しましょう。
耳にピアスを開けると、運気が下がると考えられています。
風水的には、耳は運気が集まる場所。耳にピアスホールを開けると、穴から運気が逃げてしまうといわれています。
一方で、ピアスホールを開けてもピアスで穴を塞げば、運気が逃げるどころか開運を期待できるでしょう。
穴を開ける部分によっても、開運効果は異なります。
耳の上部は知識や情報力、真ん中は意志の強さ、下部は恋愛・感情・金運にまつわる運勢を司ります。
仕事や学業に専念したいなら軟骨部分、片思いを成就させたい人や、金銭面を充実させたい人は耳たぶにピアスをつけてみましょう。
ピアスホールを開けることは、気持ちの切り替えにもなるため、運命が変わったと感じる人もいるでしょう。
一般的に、ピアスは何個も開ける人は少なく、人生で一度きりしか体験しない人も多いためです。
とくに、卒業や誕生日の記念にピアスを開ける人も多く、気分が一新したと感じられるかもしれません。
新しいことに挑戦してみたい人は、ピアスを開けてみると、新たな発見が得られる場合もあります。
ピアスを開けない方がいい人の特徴に当てはまったとはいえ、オシャレを楽しみたいと考える人も多いでしょう。
以下では、ピアスホールを作らなくても、顔周りの印象を変えられるアクセサリーについて解説します。
イヤリングは、バネやネジで耳たぶをはさむアクセサリーです。
正面から見ると、ピアスと大差ないデザインであるものが多いため、ピアスを開けない方がいい人にも愛用されています。
ただし、耳たぶに長時間圧力がかかるため、痛みを感じる人もいます。
イヤリングを身につける際は、留め具の位置をこまめにずらしたり、軽い素材を選んだりするとよいでしょう。
イヤーカフは、耳の上部や軟骨部分にはめ込むアクセサリーです。
耳たぶ以外の位置にもつけられて、大きさのバリエーションが幅広い点が特徴といえます。
近年ではデザインが増えており、気軽に身につけられるアクセサリーとして人気です。
クールなデザインや個性的なデザインも多く、重ね付けをしたりイヤリングと組み合わせたりして、自由にアレンジも楽しめます。
イヤーフックは、耳の後ろから引っ掛けるタイプの大ぶりなアクセサリーです。
耳全体で支えるため、耳の負担が軽く痛くなりにくい作りになっています。
装飾部分が大きいため、華やかな印象になるのも特徴です。
普段使いはもちろん、結婚式やパーティシーンで華やかさを演出してくれるアイテムといえます。
ピアスを開けない方がいい人の特徴について解説しました。
ピアスホールを開けるのは一瞬で終わるものの、定期的なケアが必要だったり、痛みを伴ったりします。
現在では、イヤリングやイヤーカフ、イヤーフックなど、ピアスに代わるさまざまなアクセサリーがあるため、無理にピアスホールを開ける必要はありません。
しかし、リスクも把握したうえで、ピアスの洗練された雰囲気や華やかさに憧れるなら、思い切ってピアスホールを開けてみるのもおすすめです。
他人からの印象にとらわれすぎず、自分の思うままにオシャレを楽しんでみてくださいね。
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