熊本の質屋 質乃蔵(しちのくら)の児玉です。
「美容院(美容室)に行きたいけれど、ピアスをつけたまま行ったら迷惑かな?」と悩んでいる人は少なくないもの。
とくに、ピアスホールを開けたての人は、ピアスを一時的に外すのもためらってしまいますよね。
本記事では、ピアスをつけたまま美容院に行っても施術してもらえるのか解説します。
ファーストピアスなどどうしても外せないときの対処法についても解説するので、美容院(美容室)の予約を取る前にチェックしてみてくださいね。
目次
美容院や美容室では、ピアスを外した方がいいでしょう。
ピアスを外す理由は、次のようなリスクがあるためです。
必ずしも発生するとは限らないものの、危険性が高いので、ひとつずつ解説します。
美容院でピアスをつけたままカットに入ると、美容師さんが扱うハサミやコームなどに引っかかる可能性があります。
ピアスは髪の毛と接触するアクセサリーなので、顔周りのカットやブラッシングの際は、美容師さんの手や道具が当たる場合が多いもの。
ロングヘアの人が毛先だけカットする場合でも、シャンプー後のタオルドライの際に引っかかってしまいます。
引っかかった際にピアスホールが裂けてしまうリスクも予想されるので、ピアスは外しておきましょう。
美容院でピアスをつけたままだと、薬剤がピアスホールに入る可能性があります。
美容師さんは薬剤が肌につかないよう、注意深く施術してくれるでしょう。
しかし慎重に施術しても、ピアスに薬剤が付着してしまいピアスホールに流れ込む場合があります。
安定していないピアスホールの場合は、炎症を引き起こす可能性も高いもの。
薬剤の強さによってはピアスが腐食し、外せなくなる可能性もあるので、とくに注意が必要です。
美容院でピアスをつけたままだと、薬剤でピアスが変色する可能性もあるでしょう。
前述で紹介したように、薬剤が接触する可能性があるためです。
とくに貴金属や樹脂のピアスはデリケートなため、変色しやすい傾向にあります。
変色したピアスは見た目の美しさが損なわれて使用できなくなるため、外しておいた方がよいでしょう。
美容院で使うドライヤーの熱で、ピアスが変形する場合もあります。
レジンやプラスチックなど、熱に弱い素材を使用しているピアスもあるためです。
一方で熱伝導が高い金属製のピアスは、ドライヤーで温風を当てると熱を持ち、ヤケドする可能性もあります。
ゴールド・シルバー・プラチナなどは熱くなりやすいので、とくに注意しましょう。
ピアスをつけて美容院に行くと、ピアスを紛失する可能性が高いもの。
美容院では思わず耳に接触してしまうことが多く、ピアスが抜け落ちてしまう場合もあります。
とくにシャンプー後のタオルドライやイヤーキャップを着脱するときに、耳に触れてピアスが外れてしまうかもしれません。
多くの美容院でアクセサリートレイを用意しているため、外したあとはトレイに保管しておきましょう。
ファーストピアスや、キャッチが固いピアスだと、外せない場合もあるでしょう。
どうしてもピアスを外せない状況だけど、美容院に行きたいと考えているときに、どうしたらいいのか悩んでしまいますよね。
ここでは、美容院にピアスをして行くと施術を断られるのか、ピアスを外せないときにどう対処したらよいのかについて解説します。
美容院にピアスをつけて行っても、施術を断られることはありません。
しかしヒアリングが終わったあとのタイミングで、美容師さんから「外してください」とお願いされる場合があります。
施術を安全に行うためにも、美容師さんからピアスの着脱に関する指示があれば対応しましょう。
ただし施術内容によっては、イヤーキャップを装着すればピアスを外さずに済むケースもあるので、美容師さんに相談してみてくださいね。
どうしてもピアスを外せない状況であれば、前もって美容院に伝えておきましょう。
ピアスを装着したままでも可能なメニューや対応策などを、美容師さんが提案してくれる可能性があります。
ピアスを外せない事情は、予約する際に電話口で伝えるか、ネット予約の備考欄などに記載しておくのがおすすめです。
美容師さんも事前に事情を把握できるので、より慎重に施術を行なってくれます。
どうしてもピアスを外せないのであれば、美容院に断りを入れたうえで、以下のピアスを身につけていきましょう。
それぞれの特徴を詳しく解説します。
ガラス製の透明ピアスとは、強化ガラス素材のみで作られたピアスです。
ガラスは汚れを吸収しないので、変色を防げます。
万が一、ピアス本体に薬剤が付着しても、石鹸などで洗えば簡単に落とせるでしょう。
ガラス製の透明ピアスは、アクセサリー類を外した方がいい場面で活躍するアイテムなので、ひとつ持っておくと便利です。
フラットピアスとは、ヘッドとキャッチの両側が平面なデザインのピアスです。
モチーフやポストが飛び出ていないため、美容師さんの手やハサミが引っかかるのを防げます。
ただし、フラットピアスの素材や、美容院で使用する薬剤によっては変色するリスクがあるので要注意。
美容院に行くときは使い捨てと捉えて、帰宅後にピアスを交換するのがおすすめです。
学生であれば長期休みの始まりや卒業のタイミング、社会人であれば休日のうちに、おしゃれのための下準備を終わらせたいと考える傾向にあるでしょう。
よって、ピアスホールを開けたばかりだけど、美容院に行きたいと考えている人も多いものです。
ここでは、ピアスホールを開けてすぐ美容院に行っても問題ないのか解説します。
ピアスホールを開けたあとすぐは、美容院に行くのを控えた方がよいでしょう。
体質や使用する薬剤によっては、ピアスホールが炎症したり、膿や痛みを引き起こすためです。
ピアッシング後は、最低でも1週間から1か月は期間を開けて、ピアスホールが安定するのを待ちましょう。
ピアスホールが完成するまでの期間は個人差があるため、定期的に様子をチェックしてみてくださいね。
ピアスホールを開けてすぐのカラーやパーマは、とくに避けた方がよい施術です。
安定する前のピアスホールは傷口と同じ状態です。
デリケートな状態のピアスホールに、カラーやパーマで使用する強力な薬剤が接触すると、化膿してしまうでしょう。
もちろん、セルフカラーやセルフパーマなども、危険なので控えましょう。
カラーやパーマは、ピアッシングから1か月以上空けて、ピアスホールの様子を見てからにしてみてくださいね。
美容院にピアスをつけたまま行ってもよいのか解説しました。
ピアスをつけたまま美容院に行くのは問題ないものの、施術に入る前に美容師さんから「外してください」とお願いされる場合が多いでしょう。
ピアスをつけたまま施術に入ると、さまざまな危険性があり、ひどい場合はピアスホールが炎症や化膿を起こしてしまいます。
ピアスを外せないのであれば、予約時や来店時に美容師さんに相談しておくと対策を一緒に考えてくれるでしょう。
本記事で解説した点を参考に、ピアスを外せない理由を伝えたり、施術の妨げにならないピアスを選んだりしてみてくださいね。
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