熊本の質屋 質乃蔵 児玉です。
宝石の鑑別で 一番大事な道具はなんですか?とよく尋ねられ いつも答えに窮していました。その宝石がなんと言う鉱物かとの答えを出しやすいのは、屈折計だと言えるかもしれませんが、天然合成は、他の器具を使っての総合判断だといえます。
現代では、さらに鑑別機関が持っている高度の測定器具や技術が必要になっています。今 私が言えるのは、ここまでだったら私で判断できるとか、こう言うデータでは判断できない、とか 精密な検査が必要だろう、との程度です。
鉱物はその化学組成や結晶系や物理特性などで,分類されていますので、その鉱物特有の屈折率を計ることによって鉱物名を知ることができます。そこで、色による分類や、もろもろの鑑別器具を使ってのチェックをすることで、宝石名を確認しております。
屈折計の目盛は1.3~1.8まで付いていますが、測定できるのは1. 4位から1.78位までと考えて下さい。従ってダイヤモンドやキュービックジルコニアはオーバースケールで測定できません。そこで私は赤外線表面反射率計を使用して分類しています。