パチンコの特殊景品は純金！価値や買取について徹底解説 ｜ 質乃蔵│熊本市の質屋・高価買取・販売！

質乃蔵（しちのくら）の児玉です。

パチンコの景品というと、お菓子食料品やブランドバッグなどを思い浮かべる人は多いかもしれません。実は、純金のプレートやチップなどの景品もあるのです。ここでは、一般景品と、特殊景品である純金について解説します。

パチンコの景品は「一般景品」「特殊景品」2種類ある

日本で最初にパチンコ店が登場したのは、1930年のことです。名古屋で風俗営業第1号店が許可されて以来、日本全国津々浦々にパチンコ店が誕生し、数多くのファンを集めてきました。

パチンコは、多数の釘が打たれた盤面上に小さな鋼の玉をはじき出して、特定の入賞口に入れば得点できるというゲームです。大当たりを出せば、少ない資金で多額の景品を得ることができますし、得点ができなければ、いくらお金をかけても景品を得ることはできません。

獲得したポイントを景品と交換できることもパチンコの楽しみのひとつでしょう。景品には「一般景品」と「特殊景品」の2種類があります。以下、一般景品と特殊景品のそれぞれについて解説します。

①一般景品

パチンコで得点を得ると、景品と交換をすることができますが、景品の中でも「一般景品」と呼ばれるのは、日用品やお菓子、自転車、家電製品などといったアイテムです。

一般景品は風営法により、設置できるアイテムが決まっているのが特徴で、設置できる景品の価格も法律によって定められています。以前は1万円（税込）までの価格の景品を設置することができたのですが、2018年2月からは価格が6000円に引き下げられました。

パチンコ屋においてある一般景品は、基本的に希望小売価格ですので、景品の選び方によっては、損をすることもあれば得をすることもあります。とりあえずは交換したい一般景品がないというのであれば、パチンコ屋に会員登録をして、交換していない分の出玉を次回に持ち越すこともできます。

②特殊景品

特殊景品というのは、パチンコの出玉を現金にするための工夫といえば分かりやすいのではないでしょうか。

日本では賭博は違法行為に相当しており、パチンコで得た得点をそのまま現金に換えることはできません。そこで登場したのが特殊景品です。

まずは、出玉を特殊景品と交換します。次に、交換した特殊景品を「景品取引所」に持って行って、売却することによって現金を得ることができ、この特殊景品の中から金地金を選べる場合があるのです。

景品取引所はパチンコ屋とは別の場所にあり、パチンコ屋の店員に尋ねても、取引所がどこにあるかは教えてくれません。パチンコ屋と景品取引所の経営者が同じであれば違法になりますし、業者が関連会社であることも法的に認められていません。特殊景品を現金化するのは、あくまでも特殊景品を得た個人の自由に委ねられることになります。

特殊景品は地域や店によって違う

特殊景品というのは、お店のある地域や店によってまちまちです。大阪なら栞、東京であればプラスチックケースに入った金地金のチップが相場となっています。交換できる金地金の種類は1g、0.3g、0.1gなどです。

その他、地方によってはボールペンやコーヒー豆、アトマイザー（香水入れ）なども、特殊景品として出されています。特殊景品はいずれもプラスチックのケースに封入されていて、遊技場組合のホログラムシールが貼ってあるのが特徴です。

東京エリアの特殊景品である純金は、金相場の変動によって換金できる金額が異なってきます。2007年以前のK24金1gの買い取り価格は2,500円だったのに対し、2021年9月時点では7,000円までに上昇しています。

パチンコの特殊景品の純金は買取してもらえるの？

パチンコの特殊景品の純金は、どこで買取してもらえるのか？ご紹介していきますね。

TUCショップ

特殊景品の純金は、「TUC」の表示がある景品取引所に持って行って交換してもらうのが一般的です。TUCというのは「東京ユニオンサーキュレーション」の略で、東京商業流通組合の買取部門として1990年に設立されました。

TUCでは「金地金真贋検査機」という機械を使って、純金が本物かどうかをチェックしています。TUCであればどこでも特殊景品の純金を買い取ってもらえますが、店舗のレシートを一緒に持って行かなければならないTUCもあるので注意が必要です。

特殊景品の金地金の買取相場は、1gが5,500円ほど、0.3gが1,500円ほど、0.1gが1,000円ほどでしたが、昨今は買取価格が上昇傾向にあるようです。

特殊景品を獲得したその日のうちに、絶対にTUCに行って買取をしてもらわなければならないというわけでもありませんが、金相場の動きは一応チェックして早めに交換に行くことをおすすめします。

質屋

特殊景品の純金に刻印があるものは（TOKURIKIなどの刻印あり）は、質屋でも買取してもらうことができます。たとえば、「TOKURIKI：徳力」「TanakaKikinzoku：田中貴金属」などの刻印があるものは買取可能です。

質屋のホームページなど検索すると大抵は、金の買取相場が載っているので、いくらぐらいになるのか参考になるはずです。金相場は日々変動しているので、上昇しているときに買取してもらえれば、報酬もアップします。

特殊景品の純金が買取できない場合もある

【買取できない可能性が高い純金】

• 製錬業者の登録マークが無い（TOKURIKIやTanakaKikinzokuの刻印が無い）
• 金塊番号が無い

純金とはいっても、TUC以外のショップでは特殊景品の買取をしてくれないことも多いので注意しましょう。また、旧デザインの特殊景品はたとえTUCであっても買取をしてもらえない場合もあります。

質屋やリサイクルショップ、リユースショップなどに純金の特殊景品を持っていった場合、「製錬業者の登録マーク」や「金塊番号」などがないと買取してもらえないことがしばしばあります。リサイクル・リユースショップは「再販が可能かどうか」を基準にして買取を行っているためです。然るべき刻印のないアイテムに関しては基本的に買取を行っていないところも少なくありません。

なお、「TOKURIKI」「TanakaKikinzoku」の刻印があれば、地金取引を日常的に行っている貴金属専門買取店で買取をしてもらえる可能性はあります。

まとめ

パチンコの出玉を特殊景品である金交換することで現金化も可能です。ゲームを楽しみ、なおかつ収入を得ることも夢ではありません。特殊景品の金をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

熊本の質屋「質乃蔵（しちのくら）」店舗情報

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